2006年9月 4日 (月)

映画「劇場版ポケットモンスターアドバンスドジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海(うみ)の王子(おうじ)マナフィ」鑑賞(一部ネタばれあり)

9/3(日)にポケモンの映画を見て来た。
「ポケットモンスターアドバンスドジェネレーション 
 ポケモンレンジャーと蒼海(うみ)の王子(おうじ)マナフィ」
である。
この日は千秋楽で10:20からの上映。
千秋楽のわりには,まあまあの入り。

もう,上映が終了してしまっているので
内容にも触れました。

<内容>
オープニングは,海中でマナフィのたまごを探す海賊団。
なんなく,マナフィのたまごをゲットした。
ところが海賊団に潜入していたポケモンレンジャーが
そのたまごを持ち去るところから始まる。
-テロップオープニングが入る-
場面は変わって,道に迷ったサトシ達は水中ポケモンショー
一行と出合い,一緒に街まで行く事にする。
実は,この人達,みずタイプのポケモンと心を通わせることが
できる”水の民”一族の末裔だった。
そして,この一行の中にポケモンレンジャーがマナフィのたまご
とともに身を隠していた。
ここにマナフィのたまごがあることを嗅ぎ付けたムサシ達ロケット団が
海賊団に知らせた事から,サトシ達と海賊団のマナフィのたまご
争奪戦が始まる。
そもそも海賊団がマナフィのたまごを狙っている理由だが・・・
この海のどこかに水の民が作った海の神殿アクーシャがあり
そこには”海の王冠”と呼ばれる秘宝が隠されている。
海賊団はこの”海の王冠”を狙っていた。
しかし,海の神殿アクーシャは人には見えない。
そこで,マナフィが必要となる。
マナフィはかつてアクーシャに住んでいて帰省本能から
アクーシャがどこにあるのかがわかると言うこと。
だから,海賊団はマナフィを捕まえて海の神殿アクーシャ
まで案内させようとしていた。
海賊団との争奪線の最中,ハルカの腕の中でたまごから
マナフィが誕生した。うまれたマナフィは最初に見た
ハルカを母親と思い,ハルカになつくことになる。
海賊団からマナフィを守りぬいたサトシ達がマナフィに導かれ
海の神殿アクーシャに入る。入ったはず・・・・
~この部分,マナフィがサトシ達を海の神殿アクーシャまで導き,神殿内に。
そこに海賊団も現れるという・・・時間にして約10分程~
寝てました。 Zzzzzzzz・・・・.... わかりません。

さて,目を覚ますと
海の神殿アクーシャ内で海賊団が水晶のような筒(”海の王冠”?)
を持ち去ろうとしていた。
どうもこれが海の神殿アクーシャの原動力のようでこの筒を
抜いた事から海の神殿アクーシャが沈みはじめる。
ポケモンレンジャーの協力もあり,海賊団から筒をまもり,
サトシの活躍で筒を元通りにしたことで,神殿アクーシャが
海に沈むことから免れた。
しつこい海賊団は,マナフィを連れ去ろうとする。
マナフィさえいれば,神殿アクーシャをまた見つける事が
出来るからである。
サトシが海賊団からマナフィを取り戻そうとした時,
サトシの体の回りを光が包み込み海の中を自由に泳げる
ようになっていた。
これがかつて水の民がみずポケモンと心を通わせていた能力で
神殿アクーシャにあった水晶の筒のようなもののちから。
そして,この能力こそ,”海の王冠”と呼ばれる秘宝だった。
サトシが海賊団からマナフィを取り戻せた。
それでも諦めない海賊団は海賊艇を使い,海の神殿アクーシャ
に襲いかかる。
しかし,マナフィとみずポケモンたち(なんと,カイオーガまで登場し)
の活躍で海賊団を壊滅させて,無事,マナフィと海の神殿アクーシャを
守り抜いた。
ハルカやタケシ,マサトまでも海を自由に泳ぐ能力を
使って海中や海上を掛け回る。
そして,マナフィ,海の神殿アクーシャとの別れ。
マナフィは最後に「ハルカ」と人間の言葉を発して
(ポケモンはロケット団のニャース以外は人間の言葉は話さないんです。)
去っていった・・・・  

-完-

という話。

<感想 1>
まず不覚にも,鑑賞中に居眠りしてしまった。
いままでいろいろな映画を見て来たが鑑賞中に
居眠りしたのは初めて・・・未熟!
と言えばわかると思いますが
正直,面白くなかったです。
ポケモンはルギア爆誕からすべて見て来たが
最近のはあまり面白くない。
ストーリー的に面白くなかったわけではなく
ポケモンとして面白くなかった。
どう言う事かというと,ポケモンと人間(ハルカ)との友情とか
つながりが今回の映画の狙いとなっている。(最近のは・・・)
しかし,そもそもポケモンはゲット&バトルというのが
本来の物語。
最近のポケモンではこのポケモンバトルが貧弱である。
かつては,ミュウツーVSミュー,(本物)ポケモンVSコピーポケモン
,ルギアVSサンダー・ファイヤー・フリーザー,エンテイVSリザードン
,デオキシスVSレックーザなどは見ていて圧巻だった。
そういう意味で今回のポケモンは(も)面白くなかった
というのが個人的な意見です。

もう一点納得いかない点。
昔のポケモンでは,オープニングに唄が入り,
その際の映像では,地元のポケモントレーナーと
ポケモンバトルをするというのがお決りで,
結構,見ていて楽しめるバトルをしてくれる。
今回を含め,最近はこのバトルもない。

<感想 2>
まぁ個人的な,想い入れは別として純粋に
内容についての感想。
なんだか中途半端な人とポケモンとのつながり。
ハルカとマナフィとのつながりで物語が展開していく
にもかかわらず肝心な部分(神殿を救う)はサトシに持って
行かれてしまっている。
ハルカとマナフィとのつながりで展開させているなら
ハルカに神殿を救わせたり,マナフィを助けたり
する展開の方がエンディングが盛り上がったように思った。

サトシが最後にマナフィを助けるために”海の王冠”の能力で
・・・というところ,サトシが水の民の末裔ならこの展開もあり
かと思うが何故サトシにこの能力が?という疑問が残る。
海の神殿を沈むのから守ったから と言うことであれば
最後にハルカたちもこの能力がついているのが疑問。
まぁこのあたりは深くは考えないとして・・・

ポケモンバトルの少なさもやっぱり気になる。
いきなりカイオーガが現れるというのももう少し
布石がほしかったなぁ。
とりあえず,登場したポケモンが貧弱だったからカイオーガ
でも使っちゃおうかってノリに思えた。

ただ,劇場版のポケモンでもうひとつ毎回楽しみにしている見どころが
ある。それは今回も健在だった。
何かというと,街や背景や海などのCGの迫力やリアルなところ。
海の深海の雰囲気や荒れる海原。
海の神殿アクーシャの映像や海の神殿アクーシャが沈む瞬間の
海水の神殿への流れ込みなど
宮崎アニメよりも上ではないかと思わせるものがある。
宮崎アニメは人の動きのリアルさを追求していてその部分では
ポケモンよりも宮崎アニメの方が上だと思うが。

<最後に>
ちょっと酷評だったかも?
・・・
来年も映画をやるぞ。っという
予告をしていた。
今月末に「パール」「ダイヤモンド」が発売されるので
次回の映画はそれに関連した内容になると
多分,前売り特典で特別なポケモンをゲット
できる特典付きだと思うので
とりあえず前売りを買ってしまいそうだ。

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